続・鳥害

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先日また鳥に曲げられた50MHzの5エレF9FT。
やられた最前方のエレメントをまっすぐに伸ばそうと思ってタワーに登ると、曲がっているのではなく今にもちぎれてしまいそうなほどの破断状態。
何とか手が届いたので、そのまま引きちぎって降りてきた。
これにより4.5エレとなってしまった。
強風でもビクともしない5エレだが、鳥には滅法弱い。
もうEuが聞こえることもないだろうから、下ろして7/10MHzのRDPに交換しようかと思う。
それにしても、極力少ない数のコンパクトマルチバンドアンテナで160mから6mまでをカバーしようと思うが、どうしても30mか6mのどちらかが犠牲になる。
なぜならば、コンパクトなマルチバンドアンテナは必ず30mに対応していないし、6mは5エレ以上が欲しいから、それぞれ別に用意する必要があるからだ。

先日作った10MHzトラップ用コンデンサ↓
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やられた

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この写真ではよくわからないが、50MHzの5エレF9FTの3番目のエレメントが下方向に折れ曲がっている。
鳥にやられたか。

元々固定運用用のしっかりしたものではないので仕方ない。
忌避剤を塗ろうかな。

50MHz 5 element F9FT

本日天気も良かったので、朝から50MHzの自作5エレF9FTをタワーに設置。
Hexbeamと4エレの間に取り付けたので、各アンテナ間は70cm程度の間隔しかなくなったが、いずれのアンテナも特性の悪化はなく、偶然にも少し良い方に変化した様子。
5エレF9FTは共振周波数こそはっきりしないものの、50.940MHzでR=40Ω、X=12Ω。VSWR=1.4となった。
試しに50.217MHzのJR4EUD/4 (岡山県赤磐市)とQSO。
HexではS9だったが、5エレに切り替えるとS9+10dBになった。

↓さすがにHex含めて3本取り付けると、ごちゃごちゃして何が何だかわからない。
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↓給電部
 マッチングロッドとショートバーが好きではないので、あくまでもヘアピンで対応。
 この5cm-5cm-5cmの小さなヘアピンは、左右のエレメントをショートしているようにしか見えないが、一応計算に基づいて製作。
 平衡-不平衡の変換はトロイダルコアとパッチンコアによるソーターバラン。
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↓エレメントの取り付け
 角ブームに直交して固定した短い角パイプに両側からエレメントパイプを挿し込み、両エレメントをステンレスバネで引っ張って抜け止めに。
 (結束バンドは直交角パイプの補強用)
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DXが聞こえてくるのを待っているが、今やっとBV0TWが聞こえてきた。
HexよりもS三つ良い。

50MHz 5エレF9FTの残念な結末。

庭に仮設して調整。
25Ωほどになる給電点インピーダンスを50Ωにする方法として、工作が簡単なシャントコイルで対応してみたが全然ダメ。
仕方ない、マッチングロッドを作るしかないか。
棒である必要もないので、今度目玉クリップとIV線で作ってみよう。
とりあえず共振点の調整。
高く上げると共振点が高くなるので、低めに調整。

撤収時に、輻射器に使用している12mmパイプに挿した10mmパイプがなぜか抜けなくなった。
さっきまで共振周波数調整で滑らかに出し入れできていたのに。
どうもアルミが柔らかく、粉が噛みやすいようだ。
あの手この手で試してみたが、まったくダメ。
結果的にこのパイプは使える状態ではなくなってしまった。
あーあ。
輻射器は一から作り直しとなった。

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折り返し型アンテナ

今回の帰省で使用した折り返し型アンテナ
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接地は給電点から伸ばしたビニール線をベランダの手すりに巻き付け、アルミ製のベランダ全体を接地として利用。
意外にうまくいった。
なお、屋上の鉄製パラペット天の鉄製笠木を接地として結合しようとしたが、うまくいかなかった。
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給電部の様子。
当初、物理長20mのエレメントを周波数に応じてバリコンで共振させて使用しようとしたが、インピーダンスが下がりすぎて断念。
結果的にバリコンはバイパスして、すべてATUで対応。
使えないバンドはなく、うまくいった。
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エレメントとして、某ホームセンターで0.75のビニール被覆単線を20m購入したが、切り売りに対応してくれた店のおばさん(私と同年代)が、なんと線を手際よく8の字に巻いてくれた。
むむっ!
只者ではないな。
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アンテナの接地について

DRLさんへ

誠に僭越ながら、理論と私の経験から...
アンテナの接地はその場所の大地導電率が重要なファクターとなります。
大地導電率は接地型空中線の特性を大きく左右しますが、これは電波伝搬の状況を大きく左右することと等価です。
大地導電率の悪い山岳地で接地型空中線を設置すると、接地の取り方の違いが空中線の特性にダイレクトに効いてきますが、いくら頑張っても大して良い結果にはなりません。
一方、導電率の値が最高となる海水の傍では、車に静電結合しようが、1本ラジアルであろうが、5本ラジアルであろうが、車体にネジ止めしようが、海水に投げ込もうが、差は特に感じられず、しかも良好な特性が得られます。
上手く設置すれば9dBiほどのゲインが出るようですが、普通に設置しても5dBiはあるなというのはよく経験することですし、実際ビームアンテナと比較した結果でもそうなります。
ご存じかも知れませんが、一読の価値はあります↓
www.k2kw.com/verticals/verticalinfo.htm


移動用ポール落下防止(補足)

JH9DRL局から、2011/06/04の記事「移動用ポール落下防止」についてコメントをいただきましたので、補足します。

グラスファイバーポールのボルト貫通による落下防止には、下記の通り二つの方式が考えられる。

方式①
上側(先端側)のパイプのみに穴をあけてボルト貫通する方式
利点 : 工作が非常に容易
欠点 : 継ぎ目でポールが回ってしまう

ポール落下防止方式1


方式②
上下のポールの重なった部分に貫通穴を設けてボルト貫通する方式
利点 : 継ぎ目でポールが回らないのでビームアンテナのマストとして使用可能
欠点 : 工作が面倒

ポール落下防止方式2


いずれの方式も、風が強い場合はポールが伸びきらない(あと3mmやあと5mmといったところで伸びなくなる)ため、貫通穴にボルトを挿すことができない。
この対策として、貫通穴を若干縦長の穴としておく。
ポールの重なり部分に貫通穴をあける方式では、内側のポールか外側のポールかどちらか片方の穴を縦長にすれば良い。
内側の穴を縦長にする場合は、丸穴から上方向に穴を広げ、外側の穴を縦長にする場合は、丸穴から下方向に穴を広げれば良い。


貫通ボルトの抜け防止には、ナット締めするよりも、ボルトの先端にゴムキャップを被せる方が省力化できる。
(ゴムキャップ:同軸ケーブルを購入した際などによく先端に被さっている黒いキャップ。各種サイズあり。)

6バンドギボシ式2エレワイヤー八木アンテナ

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①概要
14MHzの2エレワイヤー八木をベースにして、18MHz・21MHz・24MHz・28MHz・50MHzの各周波数のエレメント長にもできるよう、適切な位置でワイヤーを切ってギボシで接続。
必要な箇所のギボシを切り離すことによって、バンドチェンジができる。
シミュレーション結果では、切り離されたワイヤーによる悪影響は無い。
(写真参照:18MHz用にギボシを切り離した様子)
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なお、バンドが変わってもエレメント間隔は変更しないため、14MHz以外ではワイドスペース八木となる。
しかし流石に50MHzではちょっとやり過ぎかも。

②エレメント
エレメントワイヤーは、0.5sqのビニール平行線を裂いたものを使用。
ギボシ端子は、引き抜く際に透明のカバーがずれてしまうので、カバーの上から小さい結束バンドで締め付けておく。
またメス側ギボシ端子のカバーは、長過ぎて相手側端子(オス)の結束バンドに当たってしまうので短く切断する。
結束バンドは周波数ごとに色を変えて識別としている。
輻射器用ワイヤーは給電点用にバナナプラグをハンダ付けしておく。
(写真参照)
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反射器用ワイヤーはブームの両側で別ワイヤーとして、両ワイヤーのブーム側端にみのむしクリップを付けておき、使用時にそのむのむしクリップで2本のワイヤーをつないで1本にする。
(写真参照)
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③エレメント支持棒
4.5mのグラスファイバー製万能つり竿(「剛」など)を4本使用。
竿の先端の1段を途中で切断して、竿の全長が4mちょうどになるようにしている(すなわち横幅8m)。

④エレメントの固定
エレメント支持棒の外側にエレメントワイヤーを這わせ、熱収縮チューブとテープと結束バンドで固定する。
まず、最下段を幅40mm(25mmφ)の熱収縮チューブで数箇所固定。
次に、伸ばした竿の下から2段目の先端に熱収縮チューブでワイヤーを固定。
最下段以外は、ワイヤーを固定する箇所は各段の先端のみとする。
なぜならば、先端以外に固定すると竿を縮めることができないため。
同様に順次先端まで各段の先端にワイヤーを留めていく。
そして、先端で余ったワイヤーはそのまま垂れさせる。
(写真参照)
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⑤給電部
小さなプラスチックケースに穴をあけてM型コネクタ(メス)を取り付ける。
Mコネを挟んで両サイドに、それぞれバナナプラグを挿せるターミナルを取り付ける。
そしてMコネとターミナルをハンダ付けで接続。
プラスチックケースには大きめの水抜き穴をあける。
常設使用しないので、防水してしまうよりも“水ウエルカム-バイバイ”方式の方が良いかと思う。
(写真参照)
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この給電部はブームには固定せず、給電部につないだ同軸をブームにテープ留めするのみ。
(写真参照)
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なお、給電部にバランは内蔵しない。
私は強制バランは嫌いなので、給電部につなぐ同軸にスリーブコアやパッチンコアを複数取り付けてソータバランとして使用している。
当局が運用する場所はアンテナ近傍に障害物がある場合が多く、左右のエレメントが完全に平衡しているとは考えにくいため、強制バランで平衡-不平衡の変換をしても仕方ない。
また、ATUで無理な使い方をする場合が多く、バランのコアを焼いてしまったこともある。
仮にパッチンコアを焼いたとしても、コアの効果がなくなるぐらいで済むが、強制バランのトロイダルを焼くとトランスとして機能せず滅茶苦茶になる(※この状況でパッチンコアが焼けることはない)。

⑥ブーム
長さ1mのグラスファイバーパイプ3本をつないでブームとする。
φ32mmのパイプの両端にφ25mmのパイプを挿し込んでボルト貫通により固定する。
この貫通用ボルトは、JN3TRK局がブログで紹介されているノブスターとやらを使用すると便利。
ネジ屋に行ってみると、類似品のフィットノブというのが売られていた。
M6用で2個210円。
Amazonでも買える。
これにM6 50mmのボルトを組み合わせて蝶ナットで締める。
(写真参照)
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⑦エレメントクランプ
釣竿をブームに固定する方法は、エレメントクランプでVP25の塩ビパイプ(長さ30cm程度)をブームに取付ける。
VP25の内径は25mmなので、4.5m竿をちょうど差し込むことができる。
緩い場合は釣竿側に熱収縮チューブを被せて太くする。
抜け止めの細工はまだ行えていない。
(写真参照)
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⑧設置
釣竿を縮めた状態にしてアンテナをマストに取付けてから釣竿を伸ばすことで、狭い場所での設置も可能となる。
当局の移動ポイントでは、地面付近は低木が邪魔になって大きなアンテナを扱いにくい。
マストに取り付けてしまえば、これらの低木よりも上に出るため釣竿を伸ばすことができる。

⑨ローバンド
反射器を使用せず、輻射器にギボシで更にワイヤーを継ぎ足すことでローバンド用ダイポールになる。
3.5MHz・7MHz・10MHz用のワイヤーを用意している。

⑨ゲイン・指向性など
シミュレーションの結果は次の通り(MMANA使用)。

14MHz
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18MHz
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21MHz
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24MHz
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28MHz
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50MHz
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フルセットでこれだけの部材
長さは約1mなので車にも積みやすい。
重量3800g。
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新タイヤベース

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イレクターパイプで自作したタイヤベースを使用してきたが、傾斜調整が面倒なため、場所を変えて連日移動運用するのが億劫になる。

そこで新しいタイヤベースを調達。
JP1HFL局がブログで紹介されている全方向傾斜調整機構付きのものを、職場がおそらく昭和二十年代からずっとお世話になっている大阪市のK鉄工所で製作してもらった。

K鉄工所の作品は何でも頑丈なため重くなると予想して、タイヤで踏む部分の底板を無しにしてもらい、パイプで組んでもらった。

詳細はJP1HFL局のブログをご参照ください。
http://sen.air-nifty.com/new_blog/2008/11/post-4b5f.html


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タイヤベースと同軸

自作のタイヤベースです。
JO2ASQ局がホームページで紹介されているものをヒントに作りました。
ポールを差し込む塩ビパイプ(VU50)は、Spiderbeamのポールの径にぴったりで、まるであつらえたようです。
Uボルトと塩ビパイプの径が合っていないので、インシュロックで縛り付けないといけませんが、逆に多少の傾斜調整ができる利点もあります。
黒い横バーは、穴を広げてあるので、Uボルトを水平方向にずらすことにより大きく傾斜調整ができます(30度程度)。
ただし、このように傾斜調整ができるのは車の前後方向のみで、車幅方向の傾斜調整をするにはタイヤベースの下にまな板を敷いています。
まな板を敷いてタイヤで踏むと、底辺のパイプが傷むので、このパイプのみもっと肉厚の鉄パイプを使用すべきですね。

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赤い同軸。
JO某某-TVさんがTXの撤去をしていたので、廃棄する同軸をいただきました。
日本海底電線5D-2W 10m。
赤の5D-2Wは非常に珍品ですね。
私はよく同軸を車のドアやボンネットに挟んでしまうので、目立つ赤なら防止になるかと...
カタログ値では、5D-2Vと5D-2Wはロスが同じとなっていますが、実測すると2Wの方が明らかに低損失でした。
白くテープを巻いているのはソータバラン代わりで、TDKのパッチンコアを5個連ねています。
コネクタの傍に置いた黒い物体は、コネクタキャップとして使用している同軸キャップで、グラスファイバー工研の製品です。
MにもBNCにもぴったりのサイズです。
BNCの場合はキャップをカットして短くします。
キャップがないと、コネクタを地面で擦ってしまって、すぐにガタガタになります。

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プロフィール

JL3LSF

Author:JL3LSF
1970年生まれ
1984年、大阪府堺市でJL3LSF開局
1991年、イリノイ州シャンペインの消防署でTechnician Plus取得 (N9PLT)
2011年、Amateur Extra取得 姫路で (NA1AA)
2014年、大阪府堺市南区にQSY 開局30周年
2017年、開局33周年
アンテナ
 (1)地上高16.5m 3 element Yagi (for 20, 15 and 10m)
 (2)地上高15m Mini-multiantenna HB18-24X4A (4 element HB9CV, for 17 and 12m)
 (3)Inverted L w/Loading Coil for 80m
 (4)地上高18m Rotatable Dipole (for 40 and 30m)
空中線電力 150Wぐらい
第一級アマチュア無線技士
職業 無線技術者(第一級陸上無線技術士) 選任されている無線局は438局(2016/9/16現在)
旧第一種伝送交換主任技術者
第三種電気主任技術者
専門は物理
以下省略

本業は6mのJCC/JCGハンティングで、昔は自宅からも山からもアクティブにQRV。
しかし仕事でン十kW級の無線を始めてからというもの、しばらくアマチュアを休業。
数年前から段階的にカムバックし、密集住宅街の狭い家から何を思ってか、3.5MHzから28MHzでDXを呼んではガッカリ。
移動運用で狙うDXにも限界が訪れ、2014年4月、遂にたまりかねて高台移転。
やっと普通の弱小局に格上げか???
2014年秋からは小さなタワーに給電してローバンドの運用を開始。
2015年5月からは50MHz用の自作5エレF9FTを使用開始。
2015年8月、F9FTを10MHz用釣竿ロータリーダイポールに交換。
2015年9月、釣竿ロータリーダイポールを7MHz/10MHzの2バンド用に変更。
2015年10月、ローバンド用アンテナをスローパーに変更。
2016年1月、Hexagonal Beamを3エレトライバンダーに交換。
2016年4月、スローパーを撤去して3.5MHz用のロングワイヤーを設置。
3.5MHzのアンテナは随時改修中。

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