2013/03/01(金)朝の移動結果(第151回) 大ハズレの磁気嵐

s-P1030871.jpg
よく見ると逆Vが見える

移動場所: 大阪府泉南市りんくう南浜(標高4.2m)
アンテナ: 10・14MHz用インバーテッドV + オートアンテナチューナー 10mH
天候 :  曇り
気温 :  9℃
風速 :  弱し
CONDX : 
成果 :  


QSOできた局:

 なし


その他聞こえた局:

 14013.7kHz CW VO2NS (Canada, Zone2)
  7008.0kHz CW UT7UO (Ukraine)
 10103.0kHz CW YO4ATW (Romania)
 10105.8kHz CW Z320L (Macedonia)
 10109.0kHz CW S57DX (Slovenia) 9+20dB
 10111.1kHz CW 9A4W (Croatia)
 10126.0kHz CW UX3HX (Ukraine)
 10105.0kHz CW K2T*C (USA)
 21004.0kHz CW OA1F (Peru)
 14027.5kHz CW UA0IT (Asiatic Russia)
 18076.0kHz CW VA2DW (Canada)
 21249.9kHz SSB PY2NZ (Brazil)
 21300.1kHz SSB PP5BS (Santa Catarina Island, Brazil)
 14018.9kHz CW RU9ZM (Asiatic Russia)
 14021.0kHz CW VP9/WA1Z (Bermuda)
 21011.0kHz CW KC0W (USA)
 21015.5kHz CW JT1AA/3 (Mongolia)
 21298.0kHz SSB K*7PNE (USA)
 14016.4kHz CW N5KY (USA)
 14041.0kHz CW AE7PG (USA)
 18085.0kHz CW PY2OE (Brazil)


クリッパートンからTX5Kが出てくるかと思ったが、ブログによると初日は波が荒くて上陸を断念したとのこと。
という訳で急遽予定をXT2TT狙いに変更。
10MHzと14MHz対応のギボシダイポールを製作して10MHzを強化。
これを10mポールを使って逆Vに張る。
適当に作ったのにSWRは無調整でバンド内全域1.1以下!

5:55の運用開始直後は10MHzでも色々と聞こえていた。
また、14MHzでは北米に対してサイドとなるように張った逆Vで、Zone2のVO2NSが聞こえていた。
しかし、それ以降コンディションは非常に悪くなり、XT2TTはどのバンドでも全く入感せず。
太陽風の磁場強度が強まって、南北成分も南向きに大きく振れてしまっている。
私が移動運用をする日にこういう劣悪なコンディションになることが明らかに多い。

solarvhf130301.gif

所々でパイルアップが起こっていたが、いずれもご本尊が聞こえない。
14.021のVP9/WA1Zはなぜか「9」と「JA UP」だけが毎回聞こえるのみ。

ということで、今朝は大ハズレで、一度もコールすることなく退散。
クリッパートンのご一行は無事上陸して設営中のようだが、明朝はQRVがあるだろうか???
磁気嵐は終息するだろうか???
この暖かい雨で山の雪が解けてくれると良いが。

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2013/03/03(日)朝の移動結果(第152回) クリッパートン弱い

移動場所: 大阪府岸和田市(標高725m)
アンテナ: 2ele HB9CV + オートアンテナチューナー 10mH
天候 :  曇り時々晴れ
気温 :  -3℃
風速 :  無風
CONDX : ×
成果 :  


QSOできた局:

 なし


その他聞こえた局:

 21288.8kHz SSB TX5K (Clipperton Island)
 10120.2kHz CW XT2TT (Burkina Faso)
 28018.0kHz CW ZP6CW (Paraguay)
 24902.7kHz CW TX5K (Clipperton Island)
 10107.9kHz CW S21XV (Bangladesh)
 28034.7kHz CW TX5K (Clipperton Island)


やっとクリッパートン島からの運用が始まった。
早く始めてもらわないと、すぐに期間が終わってしまう。
しかも、本格運用初日が日曜日とは最悪だ。
今夜は2エリアまで徹夜の日帰り出張に行くが、早朝移動でクリッパートンを狙う。
山はやはり先日の暖かい雨で雪が完全に解けていた。
しかも土砂崩れの復旧作業も終了しているようだった。

6:25運用開始。
TX5Kは、21.2888で「UP何とか」とかすかに聞こえているのがそうだろう。
他の周波数では聞こえないので、10MHz CWのXT2TTを呼ぶ。
しかしQSBがあり、QSOできそうな感じではない。

そのうち、24MHz CWのTX5Kが聞こえてきた。
しかし信号が弱い。
メキシコの沖とは思えないぐらい弱い。
28MHz CWのTX5Kはもっと弱い。
ZP6CWも弱いのでコンディションがだいぶ悪いようだ。
Wのコンテスト局もあまり強くない。

solarvhf130303.gif

そういう訳で撃沈で退散。
出直して来るしかないが、チャンスは何度もない。
取りこぼしの予感

2013/03/05(火)夜の移動結果(第153回) ローバンド クリッパートン迎撃作戦成功!

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3.5MHzフルサイズ逆V

移動場所: 大阪府泉佐野市(標高3m)
アンテナ: 3.5・7・10・14MHz用インバーテッドV + オートアンテナチューナー 10mH
天候 :  晴れ
気温 :  失念
風速 :  無風
CONDX : 
成果 :  


QSOできた局:

  3532.0kHz CW TX5K (Clipperton Island)


その他聞こえた局:

  7033.0kHz CW TX5K (Clipperton Island)
 10103.1kHz CW TX5K (Clipperton Island)


先日来ハイバンドのコンディションがまったくダメで、逆に3.5MHzや7MHzでクリッパートン島TX5Kが夜な夜な良く聞こえている。
そこで、ハイバンド山岳移動による迎撃作戦からローバンド海岸移動での作戦に変更。
海岸で3.5MHzを運用すると、混沌としたパイルアップに重ねて1コールするだけで、即自分にリターンがあるということを幾度となく経験している。
期待は持てる。
昨夜急ごしらえで作った全長40mのギボシダイポールを、10mポールを使用して逆Vに張る。

22時過ぎ運用開始。
早速ワッチすると、TX5Kは3.5・7・10MHzで入感。
7MHzがいちばん強いので、まず7MHzからコール。
しかし、オンフレでJA6H**局が短点と長点の長さの比のおかしい符号でコールするものだから、やってられない。
すぐに断念して3.5MHzへ。

付近の工場から出ているのか、変なノイズで了解度が非常に悪くなっている。
ピックアップされた局の周波数を探して、同じ周波数で呼ぶこと数回。
ノイズまみれのリターンが!
でも何か微妙にミスコピーされているような気がして、数回コールサインを送ってQSOを終わらせた。
携帯電話でDXAを確認すると、「JL3LSR」で表示されているではないか。
ショック。
あーあ、やり直し。

気を取り直して、先ほどと同様の方法でコールすること約8分。
再度ノイズにまみれたリターンを確認。
今回は慎重にQRSで何度もコールサインを送り、確実に「JL3LSF 599」を確認。
無事DXAでも確認でき、初めてのクリッパートンを3.5MHzでWKD。

欲を出して、7MHzに戻りコールする。
しかし国内がスキップぎみで、拾っている周波数がまったく不明。
結構呼んだが全然ダメ。
諦めて写真を撮影しているうちにQRTされていた。
撤収。撤収。

作戦変更して本当に良かった。

2013/03/06(水)朝の移動結果(第154回) 遂にXT2TTはQSOできず・クリッパートン24MHz

移動場所: 大阪府泉佐野市(標高3m)
アンテナ: 3.5・7・10・14MHz用インバーテッドV + オートアンテナチューナー 10mH
天候 :  晴れ
気温 :  5℃
風速 :  無風
CONDX : 
成果 :  


QSOできた局:

 10114.4kHz CW 9X0NH (Rwanda)
 24903.4kHz CW TX5K (Clipperton Island)


その他聞こえた局:

 14007.0kHz CW TT8/US3EZ (Chad)
 14302.9kHz SSB XT2TT (Burkina Faso)
  7007.0kHz CW 3B9DX (Rodriguez Island)
 10109.6kHz CW GU4CHY (Guernsey)
 21026.0kHz CW ZF2AH (Cayman Islands)
 21033.0kHz CW TX5K (Clipperton Island)
 28032.7kHz CW TX5K (Clipperton Island)


昨夜のローバンド クリッパートン迎撃に引き続き、今朝は早朝から最後のチャンスとなったブルキナファソXT2TTを10MHzで狙う。

まずは西岸で運用。

s-P1040036.jpg

まだ5時半なので10MHzは無音状態。
14MHzを聞くと、チャドのTT8/US3EZがクリアに聞こえている。
しかし届かない。

6:30頃になって10MHzでルワンダの9X0NHが入感。
10MHzのルワンダは昨年ここからモービルでQSOしているので無理にQSOすることもないが、逆Vの性能試験のためコール。
リターンがあるまで結構かかった。
単純比較はできないが、昨年のモービルの方が楽勝だった。

しかしXT2TTは10MHzには出て来ず...
7時前になって14MHz SSBにXT2TTが出現。
弱い弱い。
しかし全然呼ばれていない。
コールしてみると、「JL3」が返ってきたような気がしたがよくわからず。
今日はHB9CVを持って来るべきだったか。

7MHz CWに未交信のロドリゲス島3B9DXが出てきた。
信号は相当強いが、UP1が大変なパイルアップになっており、これによってDSPが“わや”になってご本尊の信号にIMみたいな不要信号が激しくかぶさり受信不能。
きっとK2やK3なら楽々QSO可能だろう。
DSPのバカ!

10MHzのGU4CHYを呼んでも届かないし、アフリカ方面ができる時間でもなくなってきたので、クリッパートンを狙うべく北岸へ場所移動。

s-P1040039.jpg

北岸で21MHzをワッチすると、いきなりケイマン諸島のZF2AHの「CQ JA」が入感。
逆Vでこんなに聞こえるの?!
しかし呼んでも届かない。
やはり今日はHB9CVを持って来るべきだったか。

クリッパートンは先日来同様、ハイバンドでは24MHzがいちばん強い。
とは言っても弱い。
諦めずに20分ぐらいコールを続けていると、遂にリターンあり!
2バンド目を14MHzの逆Vでゲット。

図に乗って21MHzや28MHzのTX5Kもコールするが撃沈。
28MHzは結構クリアに聞こえていたので、本当にHB9CVを持って来ていればできたかも知れない。

24MHzのクリッパートンができた反面、XT2TTをとりこぼしてしまい、今朝は完全に作戦失敗。

2013/03/07(木)夜の移動結果(第155回) クリッパートンはできてもロドリゲスができない惨めさ

移動場所: 大阪府泉佐野市(標高3m)
アンテナ: スクリュードライバーアンテナ
天候 :  晴れ
気温 :  **℃
風速 :  微風
CONDX : △
成果 :  


QSOできた局:

 14022.0kHz CW RI1ANP (Antarctica)


その他聞こえた局:

 14009.1kHz CW XV4Y (Vietnam)
 14013.0kHz CW YB0ECT (Indonesia)
 14018.0kHz CW RK3QM (European Russia)
 14014.0kHz CW UR5IRM (Ukraine)
 14001.2kHz CW YO2BBX (Romania)
  7002.0kHz CW 3B9DX (Rodriguez Island)
 14025.0kHz CW 9M6/N6MUF (East Malaysia)


TX5Kは、夕方会社でワッチすると7MHz CWで聞こえていた。
近隣にできた高層ビルの影響か、あまり強い信号ではなかったが、経験的にあの方面は良く飛ぶと信じてUP5ドンピシャの一点張りでコール開始。
受信の悪さとは裏腹に、10分もしないうちにリターンあり。
今回も「JL3LSR」と聞こえたような気がしたので、何度も繰り返して確実に確認。
これで3バンド目。

さて、TX5Kは3バンドもできれば十分満足なのだが、ロドリゲス島の3B9DXが気になる。
クラスタによると28MHz SSBに出ているようで、自宅のボロANTでも何か聞こえる。
という訳でモービルで出撃してみたが、聞こえない。
仕方なく各バンドを巡回して待つ。
14MHz CWでは南極のRI1ANPが強いので呼んでQSO。
この局とは大変相性が良く、何度もQSOできる。

0時頃、ようやく3B9DXが7MHz CWに出てきた。
信号はやや弱い。
パイルは先日よりはましのようだが、呼んでも呼んでも届かない。
そして0:28頃QRTとなった。
7MHzに出たり、14MHzに出たり、28MHzに出たりの日替わり運用で、移動運用で迎撃するには大変難しい。
しかも30分でQRTされたりすると、なおさら。
うーん、情けないなぁ

移動結果(第156・157回) 3B9DXは無理

3月6日・7日・8日・9日とロドリゲス島の3B9DXを狙ってみたが、まったくダメ。
毎日出てくるバンドが変わるうえ、30分ほどでQSYしてしまう。
必死にQSY先を探しても、いいところでQRT。
疲れた。

2013/03/17(日)朝の移動結果(第158回) 新アンテナ

s-P1040128.jpg

移動場所: 大阪府岸和田市(標高725m)
アンテナ: 6バンドギボシ式2ele Yagi + オートアンテナチューナー 10mH
天候 :  晴れ
気温 :  3℃
風速 :  微風
CONDX : 
成果 :  


QSOできた局:

 18087.1kHz CW 9M4SLL (Spratly Islands)
 10120.0kHz CW J5UAP (Guinea-Bissau)
 18077.0kHz CW ZF2AH (Cayman Islands)
 24890.2kHz CW H44G (Solomon Islands)


その他聞こえた局:

 18070.0kHz CW UA0ZC (Asiatic Russia)
 18085.4kHz CW W5ON (USA)
 18138.7kHz SSB V31RT (Belize)
 18071.4kHz CW N5PHT (USA)
 14017.5kHz CW VE7ACN (Canada)
 14015.7kHz CW WJ9B (USA)
 18070.0kHz CW VA2I (Canada)
 18074.0kHz CW K6DXU (USA)
 10124.5kHz CW Z6/S52DD (Kosovo)
 10110.0kHz CW 9M4SLL (Spratly Islands)
 18069.9kHz CW 4A2I (Mexico)
 18071.1kHz CW AB6WL (USA)
 18083.9kHz CW W7QC (USA)
 18080.9kHz CW W8CW (USA)
 14012.5kHz CW K6AW (USA)
 21267.2kHz SSB VE7MTE (Canada)
 18125.1kHz SSB ZF2AH (Cayman Island)
 18076.0kHz CW kW7D (USA)
 24897.0kHz CW LW2DQA (Argentina)
 18140.0kHz SSB TG9NX (Guatemala)
 18076.0kHz CW T2GM (Tuvalu)
 24890.2kHz CW H44G (Solomon Islands)


HB9CVの分解時の嵩高さとトラップが嫌になったので、新しいアンテナを製作。
早朝からテスト運用に出発。
アンテナについては別途書くつもりだが、ギボシダイポールを発展させた、14~50MHzの2エレ八木。
ギボシによる切り離し箇所が5箇所ずつあり、希望のバンド(エレメント長)の箇所で切り離してバンドチェンジする。
なお、ギボシでエレメントを継ぎ足して、3.5MHz・7MHz・10MHzのダイポールにもなる。
軽いのでアンテナの上げ下げが苦にならないので、気軽にバンドチェンジできる。
とはいえ、やはり面倒ではあるため中間的な周波数の18MHzに設定しておき、アンテナチューナーを併用すればある程度バンド切替をズボラできる。
今日は終始18MHzの設定で運用してみた。

ここのところ暖かくなってきたとはいえ、早朝はまだ寒く道中は気温1℃だった。
山上は3℃。
6:00運用開始。

早速18MHzからワッチすると、UA0ZCが9+20dBでバンバン入感。
その他Wが軒並み強力に聞こえる。
SSBではベリーズのV31RTがSを振らせて入感している。
しかしJA指定になっても届かない。

アンテナの設定を変えずにATUの調整のみで14MHzを聞いてみる。
コンテストが行われており、やはりWが強力に入感している。
めぼしい所も聞こえないので、また18MHzへ戻ってスプラットリーの9M4SLLとQSO。

調子に乗って今度は10MHzにQSY。
コソボのZ6/S52DDが強く聞こえている。
呼ぼうとしたら弱くなってしまった。
10.120ではギニアビサウのJ5UAPが聞こえている。
UP3と打っているので、UP3でコールするとQSOできた。
10MHzでも実用になるとは満足満足。
多分7MHzでも使えるだろう。

また18MHzに戻ると、非常に強力な信号が聞こえる。
何かと思えば、ケイマン諸島のZF2AHがオンフレでパイルになっている。
激しいパイルなのでドンピシャの周波数で呼んでも無駄だと思い、UP320Hzでコールすると一発でリターンあり。
これは良く飛んでいる。
元日以来、久々のカリブ。

一方、J3やPJ2やPJ7やP4などの遠いカリブは、クラスタにスポットがあるものの全く聞こえない。
ZF2AHがSSBにQSYしてきたが、CWより弱い。
今度は呼んでも呼んでもパイルに勝てない。
そのうちQRXとなったが、戻って来ずに10MHzに行ってしまったようだ。

18.140ではグアテマラのTG9NXが出てきた。
これも強いが、パイルが激しく撃沈。
T2GMもパイルがが激しく、9:00になったのでQRT。

新しいアンテナはカリブ海まで届いたので、とりあえず合格。
ちなみになぜ2エレかと言うと、運用場所のスペースの都合上これが精一杯。

うゎあ!

なんじゃこりゃ!!!

solarvhf130317.gif

3/15に発生した太陽フレアによるCMEの影響で太陽風が乱れて磁気嵐。

本当に安定しないコンディションに辟易。

新タイヤベース

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イレクターパイプで自作したタイヤベースを使用してきたが、傾斜調整が面倒なため、場所を変えて連日移動運用するのが億劫になる。

そこで新しいタイヤベースを調達。
JP1HFL局がブログで紹介されている全方向傾斜調整機構付きのものを、職場がおそらく昭和二十年代からずっとお世話になっている大阪市のK鉄工所で製作してもらった。

K鉄工所の作品は何でも頑丈なため重くなると予想して、タイヤで踏む部分の底板を無しにしてもらい、パイプで組んでもらった。

詳細はJP1HFL局のブログをご参照ください。
http://sen.air-nifty.com/new_blog/2008/11/post-4b5f.html


s-P1040136.jpg

6バンドギボシ式2エレワイヤー八木アンテナ

s-P1040133.jpg

①概要
14MHzの2エレワイヤー八木をベースにして、18MHz・21MHz・24MHz・28MHz・50MHzの各周波数のエレメント長にもできるよう、適切な位置でワイヤーを切ってギボシで接続。
必要な箇所のギボシを切り離すことによって、バンドチェンジができる。
シミュレーション結果では、切り離されたワイヤーによる悪影響は無い。
(写真参照:18MHz用にギボシを切り離した様子)
s-P1040132.jpg

なお、バンドが変わってもエレメント間隔は変更しないため、14MHz以外ではワイドスペース八木となる。
しかし流石に50MHzではちょっとやり過ぎかも。

②エレメント
エレメントワイヤーは、0.5sqのビニール平行線を裂いたものを使用。
ギボシ端子は、引き抜く際に透明のカバーがずれてしまうので、カバーの上から小さい結束バンドで締め付けておく。
またメス側ギボシ端子のカバーは、長過ぎて相手側端子(オス)の結束バンドに当たってしまうので短く切断する。
結束バンドは周波数ごとに色を変えて識別としている。
輻射器用ワイヤーは給電点用にバナナプラグをハンダ付けしておく。
(写真参照)
s-P1040177.jpg

反射器用ワイヤーはブームの両側で別ワイヤーとして、両ワイヤーのブーム側端にみのむしクリップを付けておき、使用時にそのむのむしクリップで2本のワイヤーをつないで1本にする。
(写真参照)
s-P1040178.jpg

s-P1040138.jpg

③エレメント支持棒
4.5mのグラスファイバー製万能つり竿(「剛」など)を4本使用。
竿の先端の1段を途中で切断して、竿の全長が4mちょうどになるようにしている(すなわち横幅8m)。

④エレメントの固定
エレメント支持棒の外側にエレメントワイヤーを這わせ、熱収縮チューブとテープと結束バンドで固定する。
まず、最下段を幅40mm(25mmφ)の熱収縮チューブで数箇所固定。
次に、伸ばした竿の下から2段目の先端に熱収縮チューブでワイヤーを固定。
最下段以外は、ワイヤーを固定する箇所は各段の先端のみとする。
なぜならば、先端以外に固定すると竿を縮めることができないため。
同様に順次先端まで各段の先端にワイヤーを留めていく。
そして、先端で余ったワイヤーはそのまま垂れさせる。
(写真参照)
s-P1040181.jpg

⑤給電部
小さなプラスチックケースに穴をあけてM型コネクタ(メス)を取り付ける。
Mコネを挟んで両サイドに、それぞれバナナプラグを挿せるターミナルを取り付ける。
そしてMコネとターミナルをハンダ付けで接続。
プラスチックケースには大きめの水抜き穴をあける。
常設使用しないので、防水してしまうよりも“水ウエルカム-バイバイ”方式の方が良いかと思う。
(写真参照)
s-P1040148.jpg

この給電部はブームには固定せず、給電部につないだ同軸をブームにテープ留めするのみ。
(写真参照)
s-P1040137.jpg

なお、給電部にバランは内蔵しない。
私は強制バランは嫌いなので、給電部につなぐ同軸にスリーブコアやパッチンコアを複数取り付けてソータバランとして使用している。
当局が運用する場所はアンテナ近傍に障害物がある場合が多く、左右のエレメントが完全に平衡しているとは考えにくいため、強制バランで平衡-不平衡の変換をしても仕方ない。
また、ATUで無理な使い方をする場合が多く、バランのコアを焼いてしまったこともある。
仮にパッチンコアを焼いたとしても、コアの効果がなくなるぐらいで済むが、強制バランのトロイダルを焼くとトランスとして機能せず滅茶苦茶になる(※この状況でパッチンコアが焼けることはない)。

⑥ブーム
長さ1mのグラスファイバーパイプ3本をつないでブームとする。
φ32mmのパイプの両端にφ25mmのパイプを挿し込んでボルト貫通により固定する。
この貫通用ボルトは、JN3TRK局がブログで紹介されているノブスターとやらを使用すると便利。
ネジ屋に行ってみると、類似品のフィットノブというのが売られていた。
M6用で2個210円。
Amazonでも買える。
これにM6 50mmのボルトを組み合わせて蝶ナットで締める。
(写真参照)
s-P1040188.jpg

s-P1040189.jpg

⑦エレメントクランプ
釣竿をブームに固定する方法は、エレメントクランプでVP25の塩ビパイプ(長さ30cm程度)をブームに取付ける。
VP25の内径は25mmなので、4.5m竿をちょうど差し込むことができる。
緩い場合は釣竿側に熱収縮チューブを被せて太くする。
抜け止めの細工はまだ行えていない。
(写真参照)
s-P1040186.jpg

⑧設置
釣竿を縮めた状態にしてアンテナをマストに取付けてから釣竿を伸ばすことで、狭い場所での設置も可能となる。
当局の移動ポイントでは、地面付近は低木が邪魔になって大きなアンテナを扱いにくい。
マストに取り付けてしまえば、これらの低木よりも上に出るため釣竿を伸ばすことができる。

⑨ローバンド
反射器を使用せず、輻射器にギボシで更にワイヤーを継ぎ足すことでローバンド用ダイポールになる。
3.5MHz・7MHz・10MHz用のワイヤーを用意している。

⑨ゲイン・指向性など
シミュレーションの結果は次の通り(MMANA使用)。

14MHz
s-14MHz.jpg

18MHz
s-18MHz.jpg

21MHz
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24MHz
s-24MHz.jpg

28MHz
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50MHz
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フルセットでこれだけの部材
長さは約1mなので車にも積みやすい。
重量3800g。
s-P1040140.jpg

プロフィール

JL3LSF

Author:JL3LSF
1970年生まれ
1984年、大阪府堺市でJL3LSF開局
1991年、イリノイ州シャンペインの消防署でTechnician Plus取得 (N9PLT)
2011年、Amateur Extra取得 姫路で (NA1AA)
2014年、大阪府堺市南区にQSY 開局30周年
2017年、開局33周年
アンテナ
 (1)地上高16.5m 3 element Yagi (for 20, 15 and 10m)
 (2)地上高15m Mini-multiantenna HB18-24X4A (4 element HB9CV, for 17 and 12m)
 (3)Inverted L w/Loading Coil for 80m
 (4)地上高18m Rotatable Dipole (for 40 and 30m)
空中線電力 150Wぐらい
第一級アマチュア無線技士
職業 無線技術者(第一級陸上無線技術士) 選任されている無線局は438局(2016/9/16現在)
旧第一種伝送交換主任技術者
第三種電気主任技術者
専門は物理
以下省略

本業は6mのJCC/JCGハンティングで、昔は自宅からも山からもアクティブにQRV。
しかし仕事でン十kW級の無線を始めてからというもの、しばらくアマチュアを休業。
数年前から段階的にカムバックし、密集住宅街の狭い家から何を思ってか、3.5MHzから28MHzでDXを呼んではガッカリ。
移動運用で狙うDXにも限界が訪れ、2014年4月、遂にたまりかねて高台移転。
やっと普通の弱小局に格上げか???
2014年秋からは小さなタワーに給電してローバンドの運用を開始。
2015年5月からは50MHz用の自作5エレF9FTを使用開始。
2015年8月、F9FTを10MHz用釣竿ロータリーダイポールに交換。
2015年9月、釣竿ロータリーダイポールを7MHz/10MHzの2バンド用に変更。
2015年10月、ローバンド用アンテナをスローパーに変更。
2016年1月、Hexagonal Beamを3エレトライバンダーに交換。
2016年4月、スローパーを撤去して3.5MHz用のロングワイヤーを設置。
3.5MHzのアンテナは随時改修中。

アクセス
Solar-Terrestrial-Data
雨雲レーダー
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