Raspberry PiでSDR

バンドスコープという高級な機能のないリグを何とかしてみた。
まずリグの受信部から第一中間周波信号を取り出し。
取り出しポイントのインピーダンスはHiなので、わざわざ1.5D-2Vなどの太い線材を使用せずに、細いビニール線を使って取り出す。
これをバッファーアンプで50Ωに変換し、その出力は同軸でリグの外部に出す。
とは言っても、リグの内部から外部へ、細いとは言ってもそれなりの太さのある同軸を出す隙間はない。
仕方なく、2ndに掃除機でアルミ屑を吸わせながら、背面にドリルで穴を明ける。
なお、背面にはコネクターをパネル付けするスペースはない。
目出度くIF信号が取り出せたので、これをSDRに入力して第一中間周波の周波数(64.455MHz)に同調させて波形を見れば、バンドスコープの代用になる...かどうかはわからないが。
あ、バッファーアンプは自作しても良いが、部品集めなどの手間を考えて、完成品の基板(PAT70M)を購入。
これはリグ内部にある適当なシールド缶の上に両面テープで貼り付けた。

SDRは、メジャーなドングル(DVB-T+DAB+FM)を密林で購入。
RTL2832Uと言うのか。
正式な商品名がよくわからないが、¥943で購入。
これを早速手持ちの古いノートPCでSDR化してみる。
ドライバーのインストールはできたものの、SDRソフトのインストールができない。
別のPCでやってみると、SDRソフトのインストールもドライバーのインストールもできたが、ソフトとドライバーの相性が悪く、動作しない。
手持ちの中では最新のPCでやってみると動作はしたが、サウンドボードのスペックが悪いようで、オバケが見える。
ダメだこりゃ。

致し方なく、SDRはRaspberry Piを使用することに決めた。
また密林でRaspberry Pi 3 Model Bを発注。
翌日到着。
とりあえず本の通りにOSのインストールと設定を行い、PCとして動作するようにした。
これは物凄く時間がかかる。
夕方あたりから作業を始めると、だいたい真夜中2時か3時までかかる。

そして、SDRソフトはRaspberry Piに対応したGQRXをインストールする。
これは各国の皆さんがブログで紹介してくれている方法を真似てやってみた。
しかし、悉く失敗。
途中でエラーが出て動作まで至らない。
もうRaspberry PiのConfigがメチャクチャになってきた感があるので、OSを一から再インストール。
また2時半に完了。
フレッシュになったところで、GQRXの本家本元のホームページで説明されている通りに設定してみた。
上手く動作する。
なんじゃ、初めから素直にこうしていれば良かった。
ポイントは、最後の最後にソフトをRunさせたときに、「Configにクラッシュがあってこのまま続けるともっと壊れるぞ」という脅し文句に屈しないこと。
勇敢にyesの方をクリックして続行すると、未来が開ける。
スペクトラム画面には、オバケはいない。

s-DSCN0923.jpg
全体構成。配線がまとまらない。

s-DSCN0928.jpg
ファンがうるさいので外に出した。ファンいらないか。
それとも回転下げるか。

s-DSCN0915.jpg
朝の7MHzの様子。SPANは40kHz。

s-DSCN0922.jpg
地元FM局。無変調時の側波帯がよく見える。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

この手のドングルでSDRが動くと安上がりで便利です。

うちでも試しましたが、Win環境では動く場合と動かない場合、インストールすらうまくいかない場合、いろいろでした。結局動いたのは特定のマシンでのSDR#だけでした。HDSDRはうまくいきませんでした。

RTL2832Uが乗ったドングルならokみたいです。ポン橋で500円程度のものを3個ぐらい買いましたが、密林で売っているお使いになっているドングルが一番まともでした。

Raspberry Pi2ならうちにも転がっています。遊ぼうと思って買ったけど、ちょっと動かしただけで机の肥やしになっています。もったいない。。。(^^;;

うちのリグは一応IFが出ていて、どんぐりだかどんぐるだかに接続すれば、画面が見られることが解りました。


パソコンがセレロン2で2.2Gメモリは2Gで、これで目的のソフトが動くのか、や?すに聞いたら、固まるでしょうと言われました。


またあるショップの方に聞くと、後ろにあるUSB出力をパソコンにつなげは、火柱が見られるというし、どれが本当なのでしょう。

jyeさん
SDRはハードとソフトとドライバーとOSの相性が非常にピッキーで難しいですね。
ちなみに今回作った物も、音はまだ出ていません。
目で見て楽しむだけです。
いや、音は出さない方が正解なのかも知れません。
ドングルも外国製の怪しいものですから、同じ製品でも当たりハズレがあるそうですね。
ラズパイ2活用してください。

ONXさん
よくわかりませんね。
CWスキマーなら以前私の低スペックPCで固まらずに動いていましたけどね。
どの話も怪しいですね。
プロフィール

JL3LSF

Author:JL3LSF
1970年生まれ
1984年、大阪府堺市でJL3LSF開局
1991年、イリノイ州シャンペインの消防署でTechnician Plus取得 (N9PLT)
2011年、Amateur Extra取得 姫路で (NA1AA)
2014年、大阪府堺市南区にQSY 開局30周年
2017年、開局33周年
アンテナ
 (1)地上高16.5m 3 element Yagi (for 20, 15 and 10m)
 (2)地上高15m Mini-multiantenna HB18-24X4A (4 element HB9CV, for 17 and 12m)
 (3)Inverted L w/Loading Coil for 80m
 (4)地上高18m Rotatable Dipole (for 40 and 30m)
空中線電力 150Wぐらい
第一級アマチュア無線技士
職業 無線技術者(第一級陸上無線技術士) 選任されている無線局は438局(2016/9/16現在)
旧第一種伝送交換主任技術者
第三種電気主任技術者
専門は物理
以下省略

本業は6mのJCC/JCGハンティングで、昔は自宅からも山からもアクティブにQRV。
しかし仕事でン十kW級の無線を始めてからというもの、しばらくアマチュアを休業。
数年前から段階的にカムバックし、密集住宅街の狭い家から何を思ってか、3.5MHzから28MHzでDXを呼んではガッカリ。
移動運用で狙うDXにも限界が訪れ、2014年4月、遂にたまりかねて高台移転。
やっと普通の弱小局に格上げか???
2014年秋からは小さなタワーに給電してローバンドの運用を開始。
2015年5月からは50MHz用の自作5エレF9FTを使用開始。
2015年8月、F9FTを10MHz用釣竿ロータリーダイポールに交換。
2015年9月、釣竿ロータリーダイポールを7MHz/10MHzの2バンド用に変更。
2015年10月、ローバンド用アンテナをスローパーに変更。
2016年1月、Hexagonal Beamを3エレトライバンダーに交換。
2016年4月、スローパーを撤去して3.5MHz用のロングワイヤーを設置。
3.5MHzのアンテナは随時改修中。

アクセス
Solar-Terrestrial-Data
雨雲レーダー
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
QRコード
QR