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2011/09/23~25 秋休みの帰省運用 (高知県南国市)

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今回初めてHexbeamを使用!

↓これを組み上げると...
s-DSC_2430.jpg

↓こうなる(影が出過ぎてよくわからない。影を見てもらった方がわかるかも。)
s-DSC_2431.jpg


運用場所: 高知県南国市(標高15m)
アンテナ: 5 Band Hexagonal Beam (hight 10m) (+ マニュアルANTチューナー)


◆QSOできた局:

9/23
 28019.9kHz CW 4Z5RT (Israel)
 14180.0kHz SSB 4W6A (Timor-Leste)
 21210.0kHz SSB OH7WP (Finland)
 14265.0kHz SSB ZL4RUGBY (New Zealand)
 18075.0kHz CW YB0/WK1S (Indonesia)
 10113.8kHz CW 4W6A (Timor-Leste)
 18116.0kHz SSB OX4OK (Greenland)
 18078.1kHz CW OY1CT (Faroe Is.)

9/24
 14010.6kHz CW TP50CE (France)
 10106.3kHz CW 9A2YM (Croatia)
 10105.5kHz CW RN1CR/0 (Russia)
 24898.5kHz CW OH2XX (Finland)
 28020.0kHz CW BV100 (Taiwan)
 28527.0kHz SSB DL1YM (Germany)
 18145.0kHz SSB 4W6A (Timor-Leste)
 24896.9kHz CW SM1TDE (Gotland I)

9/25
 7006.0kHz CW T8XX (Palau)
 10109.1kHz CW PF7DKW (Netherlands)
 14005.0kHz CW JY5HX (Jordan)
 28009.0kHz CW CA3KHZ (Chile)
 28034.2kHz CW PY3YD (Brazil)
 24895.0kHz CW 4W6A (Timor-Leste)
 21018.0kHz CW RN1CR/0 (Russia, SL-12)
 24968.7kHz SSB KB7OBU/KH2 (Guam)
 10105.2kHz CW OA1F (Peru) ロングパス
 24977.0kHz SSB SV3AQR (Greece)
 24936.9kHz SSB MW0ZZK (Wales)


◆その他聞こえた局:

9/23
 夕方 18083.0kHz CW OJ0X (Market Reef)
 23:50 21005.9kHz CW T6JC (Afganistan)

9/24
 06:19 24892.0kHz CW CO8LY (Cuba)
 06:44 28021.6kHz CW HC2SL (Ecuador)
 06:42 28017.0kHz CW XE2HQI (Mexico)
 07:58 24910.0kHz CW YV1DIG (Venezuela)
 18:40 24962.9kHz SSB RI1FJA (Franz Josef Land)
 18:50 50110.6kHz SSB/CW FK8CP (New Caledonia)

9/25
 06:45 24897.0kHz CW CO8LY (Cuba)
 08:00 28005.7kHz CW HC2SL (Ecuador)
 08:20 28012.8kHz CW XE2HQI (Mexico)


①ここのところ、皆さんがブログで揃って「サイクルのピークを感じるコンディション」と書いておられるが、私の劣悪な電波環境の自宅では逆にいつもより悪いぐらいに感じていた。

②「毎回帰省の際に無線の荷物が多くて、車に他の荷物が載せにくいので向こうに一式置いておけ」とのXYLの意見により、アンテナ・ポール・安定化電源・パドル・アンテナチューナー等を購入し、向こうに送っていた。
 アンテナは、いろいろ考えた末、5バンドHexビーム(14・18・21・24・28MHz)にした。
 今回の帰省は芋の収穫がメインだが、初めてHexビームを使用してQRVすることとなった。
 Hexbeamと言えば、よくDXペディションで使われるその名もズバリ「Hexbeam」ブランドのHX-5Biが有名かと思うが、AA8IAのホームページ(http://www.aa8ia.org/tag/multiband-antenna/)には3種類のHexagonalbeamが紹介されている。
 そこには、Hexbeamのものは「(高価なので)宝くじが当たった場合だけにしておけ」と書いてあり、実に$1129もする。
 これとは別に「Hexbeamのものの約半分の値段」と紹介されている「DXEngineering」の「DXE-HEXX-5TAP-2」($599.95)と、「K4KIO Technology」の「BBHEX5B」($619)が紹介されている。
 詳細を読むと、KIO TechnologyのBBHEX5Bは重いものの、エレメントワイヤーが完成品であったりして手間がかからなそうなので、BBHEX5Bを購入した。

③Hexbeamの最大の問題は、6本のスプレッダーを傘状の構造体に組み上げるワイヤーを張る場所が必要なことだ。
 幸い高知の家は屋上があるため、屋上で組み立てることができた。
 組立は、スプレッダーを固定するUボルト12個のナット24個をモンキーレンチで締めるのが面倒なことと、輻射器と反射器が連なったやたら長いワイヤー5本の取り回しに時間がかかる。
 なぜモンキーレンチかと言えば、アメリカのナットはサイズが違うためだ。
 そして、やっとすべてのワイヤーが張れたかと思えば、やたらピンと張っているワイヤーと、やたら緩んでいるワイヤーがある。
 説明書によると、やや緩ませるのが良いようだが、17mのワイヤーが15mのワイヤーの下まで垂れ下がっているのは明らかに緩み過ぎだ。
 そこでワイヤークランプの位置を調整するが、輻射器のあたりを弄るのは特性への影響を考えると嫌な感じなので、反射器側のワイヤークランプの位置を変えて張り具合を調整した。
 最初なので組立に非常に時間がかかったが、次回からは素早く組み上がるだろう。
 ポールはいつも通りベランダの柵に縛り付け、少し伸ばした状態にして屋上からアンテナを取り付けた。
 そしてベランダに降りて、またポールを伸ばす。
 これでアンテナの地上高は10mちょっととなる。

④肝心のHexbeamの使用感だが...
 Hexbeamの説明としてよく「2エレ八木とは思えない」とか「低い地上高で性能を発揮する」とか「測定ゲインは5dBiだが実際の遠距離通信ではもっとゲインがあるようだ」と言ったことが書かれている。
 ...まったくその通りだった。
 2ele HB9CVより明らかに良く聞こえ、また良く飛んだ。
 私の2ele HB9CVは指向性が非常にシャープで、昔使っていた50MHzの6ele (CL6DX)と同じぐらいの切れがあり、移動運用では使いにくいが、Hexbeamはブロードなのがかえって便利で良い。
 ここ最近コンディションが良いが、良く聞こえ良く飛ぶのはコンディションのせいだけではないと感じた。
 と言うか、自宅では全くコンディションが良いとは思えていなかったが、高知でHexbeamを使って初めて「こんなにコンディションが良くなっていたのか!」と驚いた。
 皆さんの言うサイクルのピークとはこれなのか!
 逆に自宅の電波環境がいかに劣悪かが決定的なものとなった。

⑤さて、運用成績。
 自宅ではあれほど呼んでも呼んでもQSOできなかった4W6Aだが、結構簡単にリターンがあり4バンドでQSOできた。
 先日山の上からQSOしたのにログサーチに表示されない14MHzのやり直しQSOもできた。
 そう言えば、保険QSOを企む局は「You are in the log.」と怒られていた。
 18MHzではOX4OKやOY1CTとQSOできた。
 24MHzと28MHzは本当にFBで、EU・SAなどとQSO。
 カリブ海・中米も良く聞こえたが、呼んでも呼んでもリターンはなかった。
 これは、カリブ海のSP方向には、アンテナの正面1波長以内に四電の電力線が7本も通っている影響だろう。
 どうしてこんな田舎に6600Vが2系統も通っているのか!
 非常に腹立たしい。
 そして例によって、アンテナチューナーで7MHz・10MHzにも無理矢理QRVした。
 10MHzではペルーのOA1FとQSOできた。
 パイルが酷いのか受信状態が良くないのか、OA1Fはさばくのにてこずっていたが、UPの少し離れた周波数でスローで呼んでいたらリターンがあった。
 「空いている周波数で呼んでいたらリターンがあった」とはよく聞く話だが、自身としては初めてのことで、これもHexbeamのお陰か。
 ペルーと言えば、1985年2月に7MHzでOA8AAQがRS58でFBに入感し、10Wで呼べども呼べどもリターンがなかった苦い思い出がある。
 それ以来一度もOAの信号は聞いていなかった。
 OAは当然New。
 ちなみにロングパスだった。
 このことから、F/Bも十分あることがわかる。

 今回のNewはOAだけと、コンディションの割には寂しい結果となったが、満足感はあった。


頭上をこんなものが通る。
s-DSC_2476.jpg

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コメントありがとうございます。
今夜メールをお送りします。

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hexagnal beam について

初めましてわおせわになります。hexagnal beam について、すごく興味あります。とくに、インチ規格なので、マストとの接続についてどうやったのか教えて頂けると幸いです。

kkzさんはじめまして。

マストへの取付けは、アルミパイプを組み合わせて径変換アダプターを自作しました。
当局の場合は39mmφの伸縮ポールとHexbeamの標準マスト径1.25インチとの変換になります。
具体的には、内径40mm(外径50mm・肉厚5mm)のパイプに外径30mm(=約1.25インチ)のパイプを差し込んで作りますが、径の差が10mmもありますので、詰め物として“エポキシパテ”なるものを充填します。
エポキシパテはホームセンターで購入できまして、エポキシ接着剤同様、2種類の粘土状のものを捏ね合わせると硬化が始まり、鉄のように硬くなります。
最後に2方向からボルトを貫通させて完成です。

アルミパイプは、インターネットで専門業者を探したところ、偶然近いことがわかり買いに行きましたが、電車代を考えると送ってもらった方が安かったかも知れません。

ありがとうございました。

ご教示ありがとうございます。

むちゃくちゃ興味があるアンテナなんだけど、インチ径とセンチをどないするかなぁと悩んでまして、参考になりました。

肉厚の事も考えるとなかなかたいへんですよね。

ウエイトもおよそ10キロくらいになるですよね?もっと軽いかと思ったけど案外しっかり作ってあるんですね。

使用感を拝見すると、ますますポチッとしたくなってしまいます。

kkzさん
ちなみに、このHexagonalbeamの適合マスト径1.25インチというのは結構いい加減で、相当余裕があります。
今現物が手元にないので保証はできませんが、32mmパイプが余裕で入ると思います。
ですから取り付けは意外に苦労ないかも知れません。
それから重量については、米袋10kgは重く感じますが、アンテナの10kgは想像よりも軽いですよ。

興味がありますね!

このアンテナ大変興味があります。回転半径はどのくらいでしょうか?
狭い敷地でHFはあきらめてましたが少し光が見えた感触です。
製造元のHPは見ましたが、あまり詳しく寸法記載が無く日本では使用されてる方も少ない・・・
けど良さそうな感じです。
それと長期使用に耐えられそうでしょうか??ご教示頂けたら光栄です。

大阪人さん、こんにちは。
回転半径は3mぐらいです。
ただ、こういう形状ですから、思ったよりも大きく見えます。
見た目を気にしなければ、14MHz~28MHzのフルサイズが回転半径3mで実現できるので魅力的です。
2エレですが、2エレとは思えない性能があります。
この記事を見て、実際に2エレHB9CVからこれに買い替えられた方がおられますが、満足されています。
耐久性については、スプレッダーや金物は問題ないと思います。
エレメントワイヤーやスプレッダーを引っ張っている紐の耐久性は未知数です。
1、2年でダメになるようなものではないとは思いますが...

なるほど・・・

早速ご教示ありがとうございます!

回転半径3mは魅力ですしフルサイズ2エレ相当も言うことなしです。風にも強いみたい。
形は天に向けたパラボラみたいで、変わってるけどいい感じ
マストトップに取り付けるのに根性いるかなぁ…  (60φマスト)

これに直下ATU付けて7からQRVなんて如何でしょうか。
益々ほしくなってきましたわ 

大阪人さん、こんんばんは。

そう思っていただけるのなら、きっと満足されることと思います。
決して私はHexbeamの回し者ではありませんが、お勧めしますよ。

付属の取付金具では32φマストが適合すると思います。
オプションのLarge Flangeなら48φが合うかどうか、というところかと思いますが、60φは太過ぎますので、まず短い48φパイプに取り付けて、その48φパイプを60φに差し込むような取り付けになろうかと思います。
重量的には片手で持つことはできますが、形状がこういう形ですので、組立から取付までの工程に工夫がいる場合が多いかと思います。

私はこのHexbeamと屋内に置いたマニュアルアンテナチューナーで7MHz・10MHzも使用できており、しかもDPよりも良いと感じています。
ただ、私のブログに興味を持って同じ製品を購入された局は、7MHzは無理だったそうです(10MHzはOK)。

ご検討ください。

こちらにレポートがありましたね。
失礼しました。
ちょっちゅう使って慣れた場合、組み立てはどのくらい時間がかかりと想定されますか?
そもそも、移動運用で10Kgは重いかもとは思っていますが。

DRLさん、こんばんは。

このHexは重量10kgではありますが、非常に軽いです。
重心が常にセンターにあるからでしょうか。
給電ポストを掴めば片手で楽に持てます。
ポールのトップに乗せる際はいつも片手でやっています。
8kgのHB9CVは両手でないと無理でした。

問題は組み立て・設置に要する時間です。
慣れても1時間前後かかると思います。
エレメントワイヤーは、輻射器と反射器が紐でつながれた一筆書き構造になっていますので、とても長いのです。
この長いワイヤーを、6本のスプレッダーに取り付けられた金具(正体はホースバンド)に
順に通していく訳ですが、これがとても手間取ります。
ワイヤーには引っかかりがありますので、金具に通して引っ張ればスルスルと手繰り寄せられるというものではないのです。
これが5バンド分あり、各ワイヤーのテンションのバランスで何となくうまく張れるような感じですので、14MHzから張るか、28MHzから張るかで手間が結構変わります。
14MHzから順に張ると、クモの巣の中に入っていきながら張るような感じですので、非常にやりにくいです。

インチサイズのナットについては、日本規格で偶然使えるサイズのレンチがありますので、これを使えば素早く回せます(ボックスレンチが良い。)。
しかし、3本継ぎ×6本のスプレッダーを扱うのは時間がかかります。

多少の改良で時間短縮は可能かも知れませんが、せっかちな私は移動運用ではちょっと御免です...
長時間の運用で、時間的に余裕があるのならアリかも知れません。

プロフィール

JL3LSF

Author:JL3LSF
1970年生まれ
1984年、大阪府堺市でJL3LSF開局
1991年、イリノイ州シャンペインの消防署でTechnician Plus取得 (N9PLT)
2011年、Amateur Extra取得 姫路で (NA1AA)
2014年、大阪府堺市南区にQSY
2019年、開局35周年

アンテナ
 (1)地上高15m 3 element Yagi (for 20, 17, 15, 12 and 10m)
 (2)地上高17.5m Rotatable Dipole (for 40 and 30m)
 (3)地上高16m 7 element Yagi (for 6m)

空中線電力 150Wぐらい

第一級アマチュア無線技士
職業 無線技術者(第一級陸上無線技術士 = 昔で言うところの一技) 選任されている無線局は440局(2019/05/01現在)
旧第一種伝送交換主任技術者
第三種電気主任技術者
高等学校教諭一種免許(工業)
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育受講済
専門は物理
以下省略

本業は6mのJCC/JCGハンティングで、昔は自宅からも山からもアクティブにQRV。
しかし仕事でン十kW級の無線を始めてからというもの、しばらくアマチュアを休業。
数年前から段階的にカムバックし、密集住宅街の狭い家から何を思ってか、3.5MHzから28MHzでDXを呼んではガッカリ。
移動運用で狙うDXにも限界が訪れ、2014年4月、遂にたまりかねて高台移転。
やっと普通の弱小局に格上げか???

*2014年4月24日、6バンドHexagonal Beam設置。

*2014年秋からは小さなタワーに給電してローバンドの運用を開始。

*2015年1月29日、18MHz/24MHz用4エレHB9CVを追加。

*2015年5月からは50MHz用の自作5エレF9FTを使用開始。

*2015年8月、F9FTを10MHz用釣竿ロータリーダイポールに交換。

*2015年9月、釣竿ロータリーダイポールを7MHz/10MHzの2バンド用に変更。

*2015年10月、ローバンド用アンテナをスローパーに変更。

*2016年1月、Hexagonal Beamを3エレトライバンダーに交換。

*2016年4月、スローパーを撤去して3.5MHz用のロングワイヤーを設置。

*2018年6月1日、ローバンド用のリモート局の免許を受ける。給電点海抜高655mのハーフスローパー。恐らく大阪で一番高い。ただし100W。

*2018年9月、台風21号により被災。マストパイプが曲がり、数を減らす目的で3エレトライバンダーとWARCの4エレHB9CVを統合して改造!

*2018年11月6日、リモート局のローバンド用アンテナをハーフスローパーから傾斜型に変更(160m・80m)。給電点海抜高638.5m。スカイツリーよりは高い。

*2019年1月8日、リモート局の160m用エレメントを短縮型からフルサイズ(折り曲げ)に変更。

*2019年5月6日、50MHzの6エレ八木を再設置。

*2019年7月20日、50MHzのアンテナを6エレからブーム長8.7mの7エレに交換。

今思うと、やっぱりHexagonal Beamがいちばん良いような...

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